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防災支援

 臨時コミュニティFMとは、大規模災害発生時、各市町村が地域住民に対して災害情報・復旧情報などの生活に関する情報を発信する放送です。
 災害発生時に市町村防災無線設備が流出・破壊するなどして、災害情報などの発信が困難な場合には、可搬型で専門の設置工事を必要とせず、スピーディな運用が開始できる装置構成の災害時仕様 簡易FM装置により、地域住民に必要な情報を発信することが可能となります。
 身近なラジオで災害情報を得られる『まちづくり』をダックケーブルはご提供いたします。

 

防災支援ネットワークモデル


【災害時仕様 簡易FM放送装置の特徴】
1)災害時に手軽に持ち運び可能です。(約35kg)
2)小型バッテリーにより稼働します。(約140分:出力50W運用時)
3)車の電源や発電機の使用が可能です。
4)女性でも手軽に操作できます。

【法的根拠】
■放送法第三条の五
「臨時かつ一時の目的のための放送」(臨時目的放送)に規定されている放送局
■放送法施行規則(第一条の五 第二項第二号)
「暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生した場合に、その被害を軽減するために役立つこと」を目的とする放送

【出力について】
総務省への申請(口頭での対応)によって出力100Wまで許可されます。また、庁舎内に送信機・空中線を置き、緊急時に接続し放送することができます。

装置系統図
 【導入事例】
 島根県鹿足郡津和野町 臨時災害放送局(FM放送)(平成24年度システム導入)